応援メッセージ

日々是倖日

一枚の絵に、描く人の心が映し出されます。

内側に向いていた心のベクトルを、筆を片手に、キャンバスに向けることで、不思議と心が洗われます。
窓から何気なく見ていた風景も、筆を通じて、四季折々、時々刻々変化していることに気づくことでしょう。
時に、喜怒哀楽といった感情の起伏は、太陽と月、光と影で表され、春夏秋冬の風景は、人生そのものになぞらえます。

「がん」を告知された時、誰もが頭の中が真っ白になり、人の話は右の耳から左の耳へと通り抜けていくことがあるといいます。また、しばしの間、何もする気力が起きず、自分の殻に閉じこもってしまうこともあるでしょう。

こんな時、一足早く、その暗闇から脱した先達が描いた絵から湧き出る情感は、見る人の心に安らぎをもたらし、ある時は、生きる勇気を与えるものです。

そして、一枚の絵を描いてみると、改めて、人生は日々の積み重ねであることを実感するのではないでしょうか?

―日々是倖日-