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審査員プロフィール

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エッセイスト
岸本 葉子

●リリー・オンコロジー・オン・キャンバスの魅力とは

がんと向き合う思いを、自分ひとりの内に抱え込まず、外へ表出できることです。そのぶん、胸の重荷は、少しは軽くなるかもしれません。作品化するとは、時間のかかることです。時間をかけるうちに、がんと向き合う自分が変化、あるいは成長していける可能性を秘めています。
そしてひとたび作品になったら、自分のもとを離れて、多くの人の目にふれます。インターネット上で、あるいは、医療施設での展示で。がんと今向き合っている人と。その人たちを支えている人と。がんにあまり関心はなかったけれど、たまたま作品を見てひかれ、関心を持ってくれる人もいるでしょう。
個を力づけるだけでなく、個から普遍への道すじが開かれる、ひらかれるのです。

●当サイトをご覧いただいている皆さまへのメッセージ

第5回までの開催で、私たちはたくさんのお声をいただきました。入選して、はじめてがんを克服できた気がする、病気の状況は厳しいけれど、そう思える。入選はしなかったけど、作品を完成することができた、それだけでとても自信になって、がんと向き合う人生を、より力強く歩んでいける。
そうしたお声を聞くたびに、このコンテストに携わることができて本当によかったと、心から思います。
絵なんて習ったことがないし、写真を勉強したことがないし。ちゃんとした道具も持っていないし。そんな気後れはしないで下さい。
私たち審査員は、すべての作品を拝見します。作品の伝えようとしている「思い」を受け止めることを、何よりも心において拝見します。
ご応募をお待ちしています。

1961年 鎌倉市生まれ

1984年
東京大学教養学部 卒業
執筆活動を始める

1986年
北京外語学院(中国) 留学
帰国後、文筆生活に入り、身辺に起ることや感じたことなどをエッセイとしてまとめ、多くの女性の共感を得てきた

2001年
虫垂がんの手術を受ける
手術後も精力的に執筆を続け、がん克服キャンペーンにも参加し、各所でがん関連の講演会に発壇している

【著書】
『がんから始まる』『がんと心』『がんから5年』(文藝春秋)
『いのちの養生ごはん』『「そこそこ」で行きましょう』『わたしを超えて いのちの往復書簡』『生と死をめぐる断想』(中央公論新社)
『昭和のほどよい暮らし』(PHP文庫)

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